こんにちは。
生後2ヶ月の娘を育てている育休中のみいここです。
赤ちゃんってなかなか寝てくれないですよね。特に夜の寝かしつけは体力との戦い。
私は現在、生後2ヶ月の赤ちゃんを育てていますが、色々な寝かしつけの方法を試した結果、夜は30分で寝てくれるようになりました。
この記事では、そんな私が実践している「生後2ヶ月赤ちゃんの寝かしつけ方法」をご紹介します。
- 寝かしつけに効果のある方法を知りたい
- おしゃぶりに頼らず寝かしつけたい
- 背中スイッチを回避する方法を知りたい
寝かしつけの必要性
寝かしつけは必要?
睡眠サイクルが未発達な赤ちゃんには、寝かしつけは必要なことです。
赤ちゃんが上手に寝れないのは、このような理由があるから。
赤ちゃんの睡眠サイクルは大人の睡眠サイクルと比較すると、レム睡眠(浅い眠り)が2倍も多く、睡眠時間の50%を占めます。眠りが浅いため、赤ちゃんは少しの刺激やちょっとした物音でも目を覚ましてしまいます。
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赤ちゃんの睡眠サイクルは、レム睡眠(浅い眠り)が多いんですね。
大人は眠くなればスムーズに入眠できますが、赤ちゃんは脳が未発達なためなかなか上手に眠ることができず、眠れてもすぐに起きてしまうことがあります。
また、生後5ヶ月ころになると脳が急激に発達し始めます。そうすると気分や感情が現れ、それをコントロールできないことで眠れなくなってしまうのです。
眠たいのに上手く眠れないことで泣いてしまい、興奮してさらに眠れなくなってしまう。
寝かしつけをして上手に入眠へと導いてあげることで、赤ちゃんはスムーズに眠りに入ることができるのです。
ネントレとの違いは?
寝かしつけは、言葉の通りママが抱っこしたりあやしたりして寝かしつけること。
一方で、ネントレの定義はこちらです。
「ネントレ(ねんねトレーニング)」とは、赤ちゃんが自分の力で眠りにつけるように習慣づけるトレーニングのことです。
一般的に赤ちゃんは生後3カ月を過ぎたあたりから夜にまとまって寝るようになります。しかし、生活環境や習慣によって、「抱っこしないと寝てくれない」「寝かしつけが大変」など、赤ちゃんの睡眠に関して悩んでいる場合もあるようです。そんなママとパパの悩みを解消することにもなり、赤ちゃんが自分の力でぐっすり眠れる力をつけることを目的としているのがネントレです。
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ネントレは、早く始めすぎても上手くいかないことが多く、昼夜の区別がついてくる4ヶ月頃から始めるのがいいと言われています。
そのため、生後3ヶ月頃までは寝かしつけで入眠へと導いてあげて、ネントレを考えているパパ・ママは生後4ヶ月頃からネントレを始めるのがいいですね。
時間帯について
「赤ちゃんを夜何時に寝かしつけないといけない」という決まりはありません。
早く寝かそうと無理をせず、ママ・パパの生活スタイルや家庭事情に合わせて都合のいい時間に寝かしつければ大丈夫。
平均は、19時〜20時台に寝かしつけているご家庭が多いようです。
でも、お仕事をしていたり上の子がいたりすると、現実は思い通りにいかないですよね。
夕方はバタバタしていてあっという間に21時。いつも寝かしつけが遅くなってしまう…。
お昼寝も合わせて「赤ちゃんの1日の睡眠時間」がしっかりとれていて、午前中に眠そうでなく元気に過ごせていれば大丈夫です。
月齢 | 1日の睡眠時間〈目安〉 |
新生児期 | 16〜18時間 |
1〜3ヶ月 | 14〜15時間 |
3〜6ヶ月 | 13〜14時間 |
6〜12ヶ月 | 11〜13時間 |
1〜3歳 | 11〜12時間 |
ちなみに私は、夜に自分の自由な時間が欲しいので、20時には頑張って寝かしつけてます。
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30分で寝てくれる寝かしつけ方法
以前は寝かしつけに1時間かかっていましたが、寝かしつけ方を試行錯誤した結果、生後2ヶ月の娘は30分で寝てくれるようになりました。
- お昼は日光を浴びさせる
- 細切れでもお昼寝をしっかりさせる
- 寝る直前に沐浴をする
- 暗い寝室で授乳する
- 寝室では話しかけない
- 抱っこ紐で寝かし布団に下ろす
お昼は日光を浴びさせる
赤ちゃんに日光を浴びさせることは、睡眠と深い関係があるんです。
昼間に外気や光の刺激を受けて夜は静かな暗い環境で過ごすことで、体内時計が整いやすくなり、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌が高まります。
また、骨を強くしたり免疫力を高めるビタミンEも作られるため、赤ちゃんの成長にも重要な働きがあります。
そのため、できるだけ毎日お散歩に連れて行き外気や日の光に当たらせてあげます。
首がすわるまでは、お庭で日光浴したりベビーカーで近所を一周。首が座ってからは、スーパーに買い物に行ったり公園で抱っこしながらお花や木を見せたりしていました。
お散歩をサボらず毎日するようになってから、夜の寝付きが少し良くなった気がします。
寒い日のお散歩は、防寒対策をしないといけないからつい面倒に感じてしまう…
私の娘も、産まれたのが冬の寒い日だったので、防寒対策で厚着させたり日光がでてる暖かい時間帯を狙ってお散歩に行っていました。雨の日や10℃を下回る日はお散歩を控え、代わりに窓から外の景色を見せたり、外の空気を吸わせたりするのがおすすめですよ。
細切れでもお昼寝をしっかりさせる
お昼寝はとっても大事なんです!
赤ちゃんの脳は、起きている間に様々な刺激を受けています。刺激を受けて脳が疲労すると、かんしゃくを起こしたり泣いたりしやすくなりますが、昼寝をすることで疲労を回復することができます。
脳の疲れが取れると、情緒がおだやかになり、機嫌よく過ごす時間が増えるのです。
「お昼寝しなかったら眠くて夜寝てくれるのでは?」これは間違い。お昼寝をさせないと、脳が疲れたままの状態になり、情緒をコントロールできず余計に寝れなくなってしまいます。
私も、新生児のころ布団に置いても寝てくれず、「眠くなったら寝るだろう」とお昼寝をさせないでいたら、眠くなるどころか夜になるにつれギャン泣きがヒートアップ。
お昼寝させなかったことで一日中グズグズし、夜は寝付けず、泣きすぎて次の日声が枯れるほどに…。
可哀想なことをしてしまっていました。あの時お昼寝の重要性を知っていればと、今でも後悔しています…。
とはいえ、生後間もない赤ちゃんはまだ体内時計が整っていないため、「◯時にお昼寝」と決めるのは難しいところ。
まとまって寝れなかったり、布団に下ろすと起きてしまったり、計画的にお昼寝をさせようとしても上手くいきませんよね。
今は、抱っこのままでも細切れでも、とにかく頻繁にお昼寝させるようにしています。抱っこ紐をしながら料理や家事をしていると数十分だけ寝たり、授乳で5分だけ寝落ちたり。細々としたお昼寝でも、させなかった時に比べて夜の寝付きが格段に良くなったんです。
寝る直前に沐浴をする
育児冊子にはよく「暖かい日中の時間に沐浴をさせましょう」と書いてありますよね。
私は夜、赤ちゃんが寝る直前に沐浴をしています。
- 体力を使わせるため
- 「もうすぐ寝る時間だ」と思わせるため
赤ちゃんにとって沐浴は、お湯で温まったり身体が動いたりするので疲れるもの。まだハイハイで日中動き回ることで体力を使えない低月齢の赤ちゃんは、沐浴で体力を使うことで、夜ぐっすり寝てくれるんです。
また、沐浴→寝かしつけのルーティンを作ることで、「沐浴のあとは寝る時間だよ」と赤ちゃんに覚えさせる目的もあります。
実際に2ヶ月の娘も、「沐浴のあとはミルクが貰える」と何となく覚えてきたようで、沐浴がおわり寝室に行くと口をパクパクさせて催促してきます。
暗い寝室でミルクを飲ませる
沐浴が終わったら、薄暗い寝室に直行してミルクを飲ませます。
明るいリビングで飲ませてしまうと沐浴後に目が冴えてしまうので、リビングには行きません。
私は現在、母乳とミルクの混合で育てていますが、寝る前は母乳を合計10分以上吸わせて疲れさせるようにしています。
そして、寝る前のミルクは多めにあげてお腹をいっぱいにさせるのもポイント。
2ヶ月の娘は、寝る前にミルクを多めに140ml飲ませて20時に寝ると、深夜2時くらいまでぐっすり寝てくれるんです。
寝室では話しかけない
赤ちゃんと2人でいると、話しかけたくなりますよね。
でも、寝室で話しかけてしまうと赤ちゃんが嬉しくなって目が冴えてしまうので、話しかけないようにしています。
寝室で話しかけないことは、「静かになったら寝る時間」と赤ちゃんに覚えさせる目的もあります。
そのため、逆に昼間はテレビや家事の音をあえて立てて、昼夜の区別をつかせるようにしています。
抱っこ紐で寝かし布団に下ろす
新生児のころは手抱っこで寝かしつけていたのですが、体重が増えるにつれて体力的に辛くなり、腱鞘炎になってしまたんです。
寝かしつけは長時間の戦い。
抱っこ紐で寝かしつけするようにしてからは、体力的なストレスが軽減されただけでなく、赤ちゃんの寝付きも早くなったんです。
ここからは、2ヶ月の娘が毎晩30分で寝てくれる抱っこ紐での寝かしつけについてご紹介しますね。
- 抱っこ紐でゆらゆらする
- 目をつむったらもう10分ゆらゆら
- ソファに座ってトントン、完全に寝るのを待つ
- 赤ちゃんをそっと布団に下ろす
ミルクを飲ませてゲップをしたら、そのまま抱っこ紐に入れてゆらゆらしたり上下に揺れたりして眠りに導きます。
睡眠サイクルが未発達な赤ちゃん。すぐに眠りモードに入ることはできず、グズついたり元気になったりしてしまうことも。
でも、構わず根気強くゆらゆらし続けます。
目をつむったら、眠りモードに入ったサイン。
目をつむっているだけで寝てはいないので、もう10分位ゆらゆらを続けて、深い眠りへと導きます。
抱っこ紐のままイスにゆっくり座り、トントンしながら完全に寝るのを待ちます。
イスに座る理由は、自分が疲れないため。
ゆらゆらである程度眠りに入ったら、座ってもそのまま寝てくれることが多いです。
ここでポイントなのが、イスの背もたれにもたれかかること。
そうすると、赤ちゃんはママの胸にもたれかかるような姿勢になり、心臓の音や密着度で安心するようで、比較的短時間で深い眠りに入ってくれるんです。
万が一動き出してしまったら、ゆっくり立ち上がってまたゆらゆらし、落ち着いたらイスに座る、という感じです。
完全に寝たと思ったら、そっとイスから立ち上がり、布団に赤ちゃんを下ろします。
以上が、私がやっている抱っこ紐での寝かしつけ方法です。
色々試行錯誤した結果、「抱っこ紐で完全に寝かす→布団に置く」方法が一番短時間で寝てくれて、自分の負担も少ないことが分かりました。この寝かしつけ方法で、娘はほぼ100パーセント30分以内に寝てくれます!
ちなみに…
私が寝かしつけで使用している抱っこ紐は「コニー抱っこ紐フレックス」。
身体の密着度が高いため、ねんねが下手な娘もスッと寝てくれます。
また、紐を緩めることで赤ちゃんを起こさず布団に下ろすことができるので、背中スイッチを回避できるんです。
2ヶ月の娘の寝かしつけには欠かせないアイテム!
まとめ
いかがだったでしょうか。
私が寝かしつけで活用している方法は以下の6つ。
- お昼は日光を浴びさせる
- 細切れでもお昼寝をしっかりさせる
- 寝る直前に沐浴をする
- 暗い寝室で授乳する
- 寝室では話しかけない
- 抱っこ紐で寝かし布団に下ろす
赤ちゃんには個性や性格があるので、寝かしつけに正解はないと思います。
今回の記事を少しでも参考に、それぞれの赤ちゃんに合ったやり方で寝かしつけを成功してくださると嬉しいです♪
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