こんにちは、みいここです。
今回は下味冷凍ストックのお話です。
お肉やお魚を下味冷凍しておくと、使う時に味付けの必要がなく火を入れるだけなので楽ですよね。
一時期、私も週末に頑張って下味冷凍を作っていました。
でも私、冷凍ストック向いてなかったです…。
下味冷凍を作ることで自分を苦しめることになってしまったので、今は下味冷凍をやめて、料理が楽になる他のやり方をやっています。
今回は
- 下味冷凍のメリットとデメリット
- 下味冷凍するのをやめた理由
- 私が下味冷凍の代わりに実践している「料理が楽になる方法」
についてお話していきます。
- 下味冷凍って実際どうなの?
- 料理を楽したいけど良い方法はないかな?
と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
下味冷凍とは?
下味冷凍とは、お肉やお魚にあらかじめ下味をつけて冷凍する調理テクニックです。
使用するものはジップロックなどの保存袋。
お肉やお魚と一緒にカットした野菜も入れて、メイン料理を1品完成させることができます。
調理する時は解凍して焼くだけなので、調理が時短になる便利な方法です。
袋ごとに「鶏の照り焼き」「鮭の醤油バター」など料理名を書いておくことで、分かりやすく「今日は何にしよう」という楽しみも増えますね。
下味冷凍のメリットとデメリット
実際に下味冷凍を1ヶ月続けた私が感じた、下味冷凍を作ることのメリットとデメリットをお話します。
メリット
下味冷凍を作るメリットは以下の通りです。
- 時短になる
- お肉が柔らかくなり味が染み込む
- 美味しさが長持ちする
1.時短になる
下味冷凍しておけば、作る時に焼くだけ・煮るだけ・揚げるだけなので調理時間が短縮されます。
例えば、鶏肉に塩麹と長ねぎを漬け込んで冷凍し、使う日の朝に冷蔵庫へ移動すれば、夕飯を作るときに自然解凍できているので、すぐに調理に取りかかれます。
メインのおかずを下味冷凍のものに決めてしまえば、計画的にメニューが決められるので、平日献立に悩むこともなくなります。
2.お肉が柔らかくなり味が染み込む
調味料を漬け込むことで、お肉の保水性が高まり、固くなる原因のたんぱく質が分解されるので、お肉が柔らかくなります。
また、あらかじめ下味をつけて冷凍するので、ジップロックの中で味が染み込み美味しくなります。
3.美味しさが長持ちする
調味料と一緒に冷凍することで、そのまま冷凍するより酸化を防げるので、長期保存ができて鮮度も維持できます。
保存する時に、ジップロックの空気をしっかり抜くことで、より酸化を防ぎ新鮮な状態で冷凍することができます。
デメリット
- 保存袋を多く使う
- 冷凍と相性の悪い食材は風味を失ってしまう
- 味付けが決まってしまっている
1.保存袋を多く使う
下味冷凍は使い捨ての保存袋を多く使用するため、保存袋の消耗が激しくコストがかかります。
最近では、洗って繰り返し使えるシリコーン製の保存袋も販売されているので、コストを気にする方は活用してみてもいいかもしれません。
2.冷凍と相性の悪い食材は風味を失ってしまう
たとえば、下記の食材を冷凍すると食感が変わり、本来の風味を失ってしまいます。
- 水分の多い野菜(もやし・レタス・きゅうりなど)
- 卵
- 豆腐
- こんにゃく
下味冷凍を作る際は、お肉やお魚と一緒に入れる食材に気をつける必要がありますね。
3.味付けが決まってしまっている
味付けをしてから冷凍するので、すでに味が決まってしまっています。
解凍して調理してみたら「思ったより味が濃いな」「思っていた味と違うな」と感じることがあるかもしれません。
下味を刻してしまうと後から修正できないので、下味は薄めにつけておくといいかもしれません。
下味冷凍するのをやめた理由
「料理が楽になればいいな」と思って下味冷凍を1ヶ月続けてみましたが、私の場合は楽になるどころか大変になってしまい、下味冷凍するのをやめました。
理由は以下の通りです。
- 週末の自由な時間が減ってしまった
- コスパが悪い
- 味付けを手直ししにくい
- 夫の急な飲み会に対応できない
1.週末の自由な時間が減ってしまった
「平日の自分を楽にしたい!」と思い、週末にまとめて下味冷凍を作っていましたが、スーパーから帰ってきて、お肉を切ってジップロックに入れて、野菜を切って入れて、それぞれ調味料を駆使しながら違う味付けをして、料理名をマジックで書いて…
下味冷凍を作るだけで一日終わってしまいました…
平日はバタバタ忙しいので、土日は貴重な時間です。
確かに下味冷凍を作っておけば平日の料理が楽になりますが、そのために土日の貴重な時間を多く使ってしまうのは本末転倒。
下味冷凍を作ることで、平日の自分を助ける代わりに休日の自分を苦しめてしまいました。
2.コスパが悪い
下味冷凍は、とにかく沢山ジップロックを消費します。
生物を入れるのでもちろん洗って再利用できませんし、調理の後ジップロックを捨てるたびに「もったいないな…」とモヤモヤしました。
最近は洗って使い回せるシリコーンタイプの保存袋も販売されていますが、1つあたり結構なお値段がするし、1週間分作るとなると量も必要です。
たかがジップロックも「ちりつも」。家計にとってコスパが悪いし、環境的にももったいないなと感じました。
3.味つけを手直ししにくい
料理をするときに味付けをする場合は、味を見ながら調整して好みの味付けにすることができますが、下味冷凍の場合は「調理してみたら思っていたより味が濃かった」ということがよくありました。
その場合は、もう味付けをしてしまっているので手直しができません。
あらかじめ薄い味付けにしておけばいいんじゃないか…?
と思いましたが、調理する時に結局味を付け足したり調整しなければいけないので、わざわざ下味冷凍する必要がないなと感じました。
4.急な夫の飲み会に対応できない
我が家は、夫の急な飲み会がたまにあります。
下味冷凍したものを使う日の朝に冷蔵庫に移動しておいて、夕食を作る時に解凍できている状態にしていても、夫が急な飲み会で「今日夜ご飯いらない!」となることがありました。
解凍しちゃったのにどうしよう。ひとりで食べるには量が多いし、もう一度冷凍庫に戻すのは抵抗があるし…。
通常の平日は確かに下味冷凍があると楽でしたが、急な飲み会などイレギュラーな出来事があると応用がきかないので、我が家は下味冷凍をやめました。
代わりに実践している「料理が楽になる方法」
私の「下味冷凍ライフ」は失敗に終わりましたが、その代わりに、平日の料理が楽になるおすすめの方法があります。
それは、「週末にまとめてカットしておく」方法です♪
週末スーパーでまとめ買いし、お肉や野菜を1週間分まとめてカットしちゃいます。
カットしたお肉やお魚はそれぞれラップに包み、すぐに使わないものは冷凍へ。カットした野菜は、タッパーなどの容器に入れて野菜室へ保存しておきます。
調理をするときは、お肉や野菜をすでにカットしてあるので、「下処理」の作業が無くなり「焼いて味付けするだけ」です。
カットしておくだけでも、平日の料理がとても楽になりますよ!
下味冷凍は向き不向きあり。自分に合ったやり方で♪
というわけで、私は下味冷凍は向いてませんでした。
マメな方でしたらもっと効率よく下味冷凍ストックができると思いますし、人やご家庭によって向き不向きがあるなと感じます。
今回ご紹介した下味冷凍のメリットとデメリットを参考に、ご自身に合ったやり方で時短料理ルーティンを見つけてみてくださいね。
コメント