【無痛分娩レポ】陣痛は痛かった?麻酔はどうだった?コロナ禍の出産

こんにちは、みいここです。

みいここ

今回は、無痛分娩の体験談レポです!

私は、4ヶ月前に無痛分娩で初めての出産を経験しました。

この記事では、

  • 無痛分娩の麻酔は痛かった?
  • 無痛分娩での出産はどんな感じだった?
  • 無痛分娩での陣痛は痛かった?

という疑問に答えながら、無痛分娩の出産レポートをお話していきますね。

結論から言うと、無痛分娩でも痛みは経験しました。

目次

なんで無痛分娩にしたの?

私が無痛分娩に決めた理由は、痛みにとっっても弱いから

昔から痛みに弱く、注射や歯医者が大嫌いで、血を見るとくらっとするくらい免疫がありませんでした。

血圧計の圧力で気持ち悪くなり気を失ったこともあるくらいです。

結構重症ですよね(笑)

妊娠が分かったときは、絶対に無痛分娩にすると最初から決めていました。

「出産の痛みを経験してこそ母親だ」とか時代遅れなことを言う人もいるみたいですが、無痛分娩にすることで痛みが和らいで落ち着いて出産できるのなら、医療の力を存分に利用したいと私は考えました。

どこの病院で出産したの?

私は横浜市戸塚の小川クリニックという病院で出産しました。

この病院を選んだ理由は、市内でも無痛分娩の分娩件数がトップだったので信頼できると思ったからです。

無痛分娩の料金も、同じ市内の産婦人科に比べるとかなり良心的な価格でした。

ちなみに、私の家からは車で1時間以上とかなり遠い病院なのですが、無料の個別送迎便を利用できたのでとっても助かりました。

計画無痛分娩だった?

私は計画無痛分娩ではなく、通常の無痛分娩でした。

計画無痛分娩とは

あらかじめ出産する日を決めておいて、その日に陣痛促進剤を使って陣痛を起こし、人工的にお産を進める方法。予定日を決めることができ、麻酔投与のタイミングを逃さないというメリットがあります。

私が出産した産院は、本来「計画無痛分娩」で無痛を行う病院。

しかし、予定日1週間前の検診で「まだ全然子宮口が開いてないから入院日は来週決めましょう」ということになっていた数日後、陣痛が来てしまったんです。

入院日を決める前に陣痛が来てしまったので、通常の無痛分娩となりました。

みいここ

ここからは、無痛分娩レポです!

無痛分娩レポ【出産2日前】

朝から生理痛のような鈍い痛みがあり、「前駆陣痛かな?」と思う。

痛みは夜まで続いたが、不規則だしちょっと痛いな〜くらいだったので特に気にはしなかった。

「赤ちゃん降りてきてるのかも♡」と余裕に考えながらベッドに入る。

無痛分娩レポ【出産1日前】

夜中1:00

ズーンとくるような痛み。「もしかして陣痛?」と思い時間を測ったら10分〜13分間隔できてる。

夜中2:00

痛みが10分間隔になったので、病院に電話。「来てみましょうか」と言われたので、夫を起こし病院へ向かう。

2:30

病院到着。内診するも子宮口は1.5cmで、「まだまだだね〜、一応入院して様子見ましょう」と言われ入院決定。陣痛室に案内されて、着替えてNSTをお腹につけられる。

3:00

この時は、赤ちゃんが下に降りてきているようなズーンとした痛み。陣痛がきたら喋れなくなるくらい。10分ごとに痛みがきたら、youtubeのはんなりママさんの「陣痛に耐えるポーズ」をしてひたすら痛みに耐える。このポーズをすると耐えれる。「ついに始まるのか」という緊張で全く寝れない。

8:00

内診するも子宮口は1.5cmのまま。「進みが遅いのでこのまま病院にいても本陣痛に繋がらないから、一旦帰りましょう」と言われる。「本陣痛はこんなレベルの痛みじゃないから、前駆陣痛かもね」と言われ絶望する。旦那に迎えに来てもらって帰宅。帰宅すると痛みの間隔は開いてしまい、陣痛が遠のいてしまった。ショックで涙が出る。一晩痛みに耐えて疲れていたので、寝ることにした。

14:00

ズーンとした痛みがまた来だした。10分間隔できてるけど、「また帰らされるのは絶対イヤだ」と思い家で耐える。生理痛みたいな、全然耐えれる痛み。

18:00

急に痛みが強くなってきた。お尻の穴に向かって下に押されるような強い痛みで、痛みがくるとうずくまって喋れない。でも間隔は5分〜10分とバラバラなので戸惑う。陣痛が進むに連れてだんだん間隔も狭くなっていくものだと思っていたため、「まさかこれでも前駆陣痛なのか?」と泣きたくなる。何が陣痛なのか分からなくなる。

22:00

痛みにひたすら耐える。お風呂に入れたことは奇跡だと思う。耐えながらベッドに入る。

無痛分娩レポ【出産当日】

夜中1:00

痛みがどんどん強くなる。初めはyoutubeのはんなりママさんの「陣痛に耐えるポーズ」で何とか耐えていたが、だんだん耐えれなくなってくる。痛みがくると悶絶するくらい痛い。ベッドで布団を握りしめながら耐えるけど、痛すぎて声が出そうになる。間隔はまだ定まらなく10分〜13分とバラバラ。痛みの合間に寝るが、痛みがくるとパッと目が覚めてまた悶絶する。

4:00

痛すぎて寝れない。「旦那を起こして病院に送ってもらおうか」「朝まで耐えて陣痛タクシーで行こうか」色んな思考がぐるぐるする。でもこの痛みの中でタクシーに平然と乗ることは絶対できないと察する。

5:00

もう限界!となり旦那を起こす。病院へ連絡し向かう。

5:30

病院到着。内診したら子宮口は3cmまで開いてた。「よかったね〜進んでるね、今日か明日には産まれるよ、もう家には帰さないよ〜」と言われ泣くほど嬉しかった。

7:00

陣痛室でひたすら痛みに耐える。妊娠中にソフロロジー呼吸法を勉強していたので、呼吸で痛みを逃す。呼吸するとなんとか耐えれる。看護師さんに麻酔はいつ入れてくれるのか聞くと、「早く麻酔を入れるとお産が進まなくなっちゃうから、子宮口が4〜5cm開いてきたら先生が麻酔を入れてくれると思うよ」と言われる。

8:00

痛みはどんどん強くなって、「ううぅーー」と声が出る。陣痛がきたらベッドの柵を掴まないと耐えられない。カーテンを挟んで隣のベッドに他の妊婦さんが入ってきたから、声を出すと恥ずかしいと思って耐えてたけど、だんだんそんなこと関係なくなってくる。

8:30

お腹の中を丸太がズズズっと通り抜けるような激しい痛み。陣痛が来るたびに「ううぅーーー!」と叫んでしまう。声に出して叫んだ方が痛みが逃れる気がする。ソフロロジーの何秒吸って何秒吐いてという呼吸法はできなくなる。それでも陣痛がきたら「ふうううぅぅーーーーー!」と声に出して息を吐くと耐えられる。

9:00

助産師さんが来て内診したら子宮口が8cmも開いてて、周りが慌ただしくなる。「今から麻酔の準備するからね」と言われ安心する。早く入れてくれ。

9:30

麻酔の準備が出来たから分娩台に行きましょうと言われる。陣痛が収まったタイミングで、抱えられながら分娩台へ移動する。「あれ〜さっきまで3cmだったのにもう8cmかぁ〜!」と院長先生登場。どうやら子宮口の開きが早すぎて、先生が来るのが遅くなったらしい。背中を丸めて動かないでと言われたので、言われた通り丸く縮こまるが、その間も陣痛がくるので「いたぁーーーーーい!!」と叫んでしまう。このとき痛みはマックス。

麻酔は全く痛くなく、麻酔を入れてからは徐々に痛みが弱くなり、数分で痛みを感じなくなった。麻酔すごすぎ…。

「そろそろ旦那さん呼んで!」と言われ携帯を渡される。家で待機していた旦那に「産まれるから来て!」と電話した。

10:00

「そろそろ息んでいきましょう」と言われる。痛みは全く感じなくなっているので、助産師さんがモニターをチェックし陣痛の波が来てるのが分かったら「はい陣痛きたよ!息んで!」と教えてくれた。痛みは全くなく下半身の感覚も少ししかないが、お腹に力が入るので息める。

10:30

10回ほど息み、そろそろ産まれそうみたいで周りに人が多くなってきた。ここで旦那も登場(コロナ禍で立ち会いは15分しかできないため)。

10:45

「もう少しだよ〜息んで!」と言われ最後の力を振り絞る。息むと同時に先生がハサミを動かしてるのが見えて、「会陰切られてるんだ…」と怖かった。

何回か息んだら、やっと娘が出てきてくれた。赤ちゃんが出るときの感覚は感じなかったが、麻酔をしていたので落ち着いて出産できた為、娘の顔を見れた嬉しさで号泣した。

1時間ほど処置をしてもらって病室へ移動し、その日は一日休みました。

結論、無痛分娩でも痛みは経験した

私が出産した病院は、ある程度お産が進んでから麻酔を入れる方針だったため、無痛分娩でも陣痛の痛みは経験しました。

私の無痛分娩の感想は以下の通りです。

無痛分娩の感想
  • 麻酔を入れるのは全く痛くなかった
  • 麻酔を入れると陣痛は嘘のように消えた
  • お腹には力が入るので息むことはできた
  • 出産時に痛みがないので、落ち着いて出産できた
  • 背中に入った麻酔の管は次の日まで取れないので、夜少し寝づらかった

陣痛の痛みはありましたが、麻酔を入れることで落ち着いて出産できたので、無痛分娩にして本当によかったです。

私は、次も絶対無痛にする!!と決めています。

陣痛中に大活躍したグッズ

陣痛中、これがあってよかった!と思ったグッズを つ紹介します。

ストローキャップ

ストローキャップは陣痛中の私にとって必須でした

なぜかと言うと、起き上がって飲めないから

私が出産した病院では、陣痛中ずっとNSTという赤ちゃんの心拍を計る機械をお腹に付けられていたので、寝返りは出来ても上体を起こすことができなかったんです。

でも陣痛中は体力を使うから喉が渇くし、私の場合はスポーツドリンクを飲むことで落ち着いて陣痛と向き合えたので、ストローキャップは本当に用意しておいて良かったです。

みいここ

分娩室に入ったあと、出産の時にも使いました!

スケーター 携帯ケース付きストローキャップは、横にしても漏れることがなかったし、携帯ケースの中にしまい込めるので持ち運びも便利で使いやすかったですよ♪ ↓↓↓

↓こんなものもありました。元AKBの板野友美さんが、こちらのタイプのストローキャップを紹介していましたね。

ナノエアーマスク

コロナ禍の出産だったため、陣痛中も基本はマスクでした。

しっかり呼吸をしないとお腹の赤ちゃんに酸素が届かないのに、マスクの通気性が悪いともはや危険ですよね。

私はアイリスオーヤマのナノエアーマスクを持っていったのですが、めちゃめちゃ通気性がよく呼吸しやすかったです。

ウィダーinゼリー

いつ陣痛が来るか分からないから、何時に入院するか読めないところ。

実際に私も早朝5:30に入院し、陣痛で朝ごはんが食べられなかったので、ウィダーinゼリーが大活躍でした。

「少しでもお腹に入れたほうがいい」と助産師さんに言われ飲んでいましたが、エネルギーを摂取できたので出産を乗り越えられました。

特にマスカット味がさっぱりしていて飲みやすかったです。

まとめ

今回は、無痛分娩の出産レポをお話してみました。

陣痛の痛みは経験しましたが、麻酔によって落ち着いて出産できたので、無痛にして本当によかったです!

無痛分娩は色々なリスクがあると言われていますが、実績のある病院を探したことで心配は払拭され、出産時は麻酔に対する不安は一切なく出産に望むことができました。

無痛分娩を考えている妊婦さんに、少しでも参考になれば嬉しいです♪

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