こんにちは、みいここです。
「赤ちゃんが母乳を嫌がって吸ってくれない…」
新生児を育てるママさんは、このように悩む人が多いのではないでしょうか?
私も新生児を育てていますが、最初はおっぱいを上手に吸ってくれず、授乳のたびに泣かれて大変でした…。
そこで、色々な方法を試してみたら、生後3週間ほどでやっと嫌がらず母乳を飲んでくれるようになりました。
今回は、そんな私が試した方法の中から、効果のあった対処法を3つご紹介します。
- 赤ちゃんが母乳を嫌がる原因
- 母乳を嫌がる時に試してほしい対処法3つ
赤ちゃんが母乳を嫌がる原因
赤ちゃんが母乳を嫌がるのは、下記のような理由が考えられます。
- 乳頭混乱になっている
- 哺乳拒否を起こしている
- 飲みたいのに上手く飲めない
乳頭混乱になっている
乳頭混乱とは、赤ちゃんが哺乳瓶を好みおっぱいを嫌がることです。
母乳とミルクを混合で育てていると、赤ちゃんはおっぱいでの授乳を嫌がり哺乳瓶しか口にしなくなることがあります。
これは、赤ちゃんが哺乳瓶に慣れてしまったり、人工乳首の方が楽に吸えるからです。
おっぱいは、赤ちゃんが吸うことで乳管が押し出されて母乳が出ますが、吸い始めてから母乳が出るまで数分かかります。おっぱいを吸うのにも、あごや舌の筋肉を多く使います。
一方で、哺乳瓶は吸い始めたらすぐにミルクが出てきますし、あごや舌の運動も少ないので、赤ちゃんにとっては吸うのが楽なんです。
哺乳拒否を起こしている
哺乳拒否とは、いつもおっぱいを飲んでくれていたのに、ある時いきなりおっぱいを嫌がるようになることです。
哺乳拒否の原因は、機嫌が悪かったり、母乳の味を好まなくなったりなどさまざま。これは赤ちゃんにみられる一時的な現象で、通常2日〜1週間程度で治まることが多いです。
哺乳拒否の場合、鼻詰まりなど体調不良でおっぱいを口にしないこともあるので、赤ちゃんの様子をよく観察してあげることが大切ですね。
飲みたいのに上手く飲めない
これは、初めて母乳をあげるママさんに多い悩みではないでしょうか?
赤ちゃんは母乳を飲みたいけれど、上手におっぱいを咥えられなかったり、頑張って吸ってもなかなか母乳が出てこなくて赤ちゃんが嫌になってしまったり…。
赤ちゃんはおっぱいを飲むのが初めて。最初から上手には吸えないです。赤ちゃんが上手に吸えるようになるまで、何度も授乳して慣れていくことが大切ですね。
母乳を嫌がる時に試してほしい対処法3つ
私も初めての授乳で、毎回赤ちゃんに母乳を嫌がられてとても辛かったです。「母乳を諦めて完ミにしようか…」と何度も悩みました。ですが、自分なりに色々な方法を試してみたら、生後1ヶ月くらいでやっと母乳を嫌がらず飲んでくれるようになりました。
母乳を嫌がられる原因が分からなかったので、赤ちゃんの反応を見ながら様々な方法を試しました。
ここからは、そんな私が試して効果のあった対処法をご紹介します。
搾乳器で母乳を軌道にのせる
私は初めての妊娠出産だったので、最初はなかなかおっぱいが出ず…。赤ちゃんは一生懸命吸っても少ししかおっぱいが出てこないので、嫌がられてしまいました。「吸っても出てこないもの」と認識したようで、おっぱいを見るだけでギャン泣き。なんとか咥えさせても、吸うのをすぐにやめてしまう。
赤ちゃんが何度も吸って乳腺を刺激しないとおっぱいは出るようにならないのに、吸ってくれない。吸ってくれないから、いつまで経っても母乳が出るようにならない。そんな悪循環を解決するため、搾乳器で頻繁に搾乳をして、まずは母乳を軌道にのせるところから始めました。
以下は、当時の私の授乳スケジュールです。
0:00 | 直母5分ずつ & ミルク |
3:00 | 直母5分ずつ & ミルク |
6:00 | 直母5分ずつ & ミルク |
9:00 | 搾乳 & ミルク |
12:00 | 直母5分ずつ & ミルク |
15:00 | 搾乳 & ミルク |
18:00 | 直母5分ずつ & ミルク |
21:00 | 搾乳 & ミルク |
表の通り、直母と搾乳を交互に行っていました。
深夜は搾乳するのが大変なので直母でしたが、最低でも1日3回は搾乳するようにしていました。
母乳はおっぱいを吸ってもらって刺激することで生成されます。おっぱいを嫌がる赤ちゃんは上手に吸えなかったり、少しの量しか吸えないので、定期的に搾乳して母乳のタンクを空にすることで、母乳の分泌を促すことができます。
搾乳と直母を交互に行ったことで、直母の時にしっかり母乳が出るようになり、母乳が出ることで赤ちゃんも嫌がらずおっぱいを飲んでくれました。
体勢を変えてみる
私の場合は、横抱きから縦抱きへ変えたことで母乳を飲んでくれるようになりました。
ずっと授乳クッションを使って横抱きで授乳をしていましたが、「嫌だー」と言わんばかりに手でおっぱいを押しのけられ…。「体勢が飲みづらいのかな?」と思い、授乳クッションを外したり頭の角度を変えてみたりした結果、縦抱きに行き着きました。
以下の方法で縦抱き授乳をしたら、嫌がらずに飲んでくれるようになりました。
- 授乳の前におっぱいをマッサージをして分泌を促す
- 赤ちゃんに乳首を見せないようにして素早く咥えさせる
- 頭をしっかり引き寄せて口を密着させる
. 授乳の前に乳頭マッサージをして分泌を促す
おっぱいは、赤ちゃんが吸うことで乳管が押し出されて母乳が出ますが、吸い始めてから母乳が出るまで数分かかります。哺乳瓶と違ってすぐに母乳が出てこないのも、嫌がられる要因。
そこで、授乳の前におっぱいをマッサージをして、あらかじめ母乳の分泌を促してから咥えさせています。
マッサージのやり方は、おっぱいをしぼるように親指と人差し指でつまんで数回動かします。そして、乳輪を数回軽く押しながらほぐします。
30秒ほどマッサージすると乳管が刺激され母乳が分泌してくるので、その状態で赤ちゃんに咥えさせると、スムーズに母乳が出てくるようで嫌がらずに飲んでくれるんです。
. 赤ちゃんに乳首を見せないようにして素早く咥えさせる
椅子やソファに座り、赤ちゃんの足をこちら側にして膝に寝かせます。おっぱいを出して授乳の準備ができたら、赤ちゃんの上体を起こして素早く咥えさせます。
おっぱいを「吸っても出ないもの」と認識しており乳首を見るだけでギャン泣きだった赤ちゃん。
乳首だと認識させる前に素早く咥えさせることで、スムーズに吸ってくれるようになりました。
. 頭をしっかり引き寄せて口を密着させる
頭がぐらぐらしたりおっぱいとの間に隙間があると、赤ちゃんが深くおっぱいを咥えられず、母乳の分泌もすすみません。
頭を引き寄せて乳輪までしっかり咥えさせることで、赤ちゃんも飲みやすく、母乳も出やすくなります。
赤ちゃんが嫌がっても、おっぱいと口を離さないのがポイント!口を離してしまうと再び咥えさせるのが大変。多少嫌がっても、しっかり頭を固定して授乳を続けています。
頻回授乳でおっぱいに慣れさせる
私は、1日8回〜10回おっぱいを吸わせるようにしています。
3時間おきの授乳以外に、ぐずって泣いた時や口寂しくてパクパクしている時など、頻繁におっぱいを咥えさせるようにしていたら、少し乳首に慣れてきたのかスムーズに吸ってくれるようになりました。
頻繁におっぱいを吸わせることで、痛かった乳首の皮も少し強くなってきて痛みを感じないようになりました。
まとめ
おっぱいを嫌がられると、ママは精神的にも辛いですよね。
でも、赤ちゃんはおっぱいを飲む初心者。上手に飲んでくれるようになるまで、ゆっくり無理のない範囲でチャレンジしたいですね。
母乳を飲んでくれず悩んでいるママさんは、今回ご紹介した対処法をぜひ試してみてくださいね。
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